TVCM等でもよく見る、ティファール 取っ手のとれるシリーズ。とても人気ですが、私は今まで使ったことがありませんでした。
いったい、ほんとの使い心地はどんなものなんだろう、と思っていたところで、&(COOK)で販売中の「ティファール インジニオ・ネオ IHリュクス セット5 コッパー L68890」をお試しさせてもらうことになりました。
ずっと気になってた(実際どうなの?)ポイント、じっくり観察、レポートしていきます!
取っ手のとれるティファール インジニオって?
■取っ手がとれるから重ねて収納もOK!
■熱々のまま食器のようにテーブルに出せる
■そのままオーブン調理もできる
■残ったら、冷蔵庫にもそのまま入れることもOK。
特長はこんな感じです。取っ手がとれるからこそできること、たくさんありますね。
でも、いざ調べると、いろいろなお店で売っているし、なんだか種類もたくさんある・・・興味はあるけど、よくわからないなあ、という方も多いかもしれません。なかなか難しいです。
&(COOK)で販売中の「リュクス」シリーズって?
「ティファール インジニオ・ネオ IHリュクス セット5 コッパー L68890」は、もともとは、百貨店やセレクトショップでのみ販売していた特別なシリーズです。
フライパンの本体がコッパー(銅)色、(なかなかに高級感のあるきれいな色です。)そしてハンドルも通常単品では販売がない、本体とお揃いの特別なコッパー色になっています。
取っ手のとれるティファールって、使いやすそうだけど色やデザインがちょっと・・・と思っていた私(←すみません)もこの色ならキッチンに置いてもいいな、と思いました。(←重ねてすみません)
取っ手のとれるティファールといっても、すごくお安いものから、結構高額のものまでいろいろあるけど、それぞれどう違うの?というところですが、
ざっくりいうと
①IH(電磁調理器)対応か、ガス火専用(IHに使えないタイプ)どちらなのか?
②本体の材質と厚み
③調理面のコーティングの質
で価格が決まると思われます。
このリュクスは、現在販売されている取っ手のとれるティファールの順列からいうと、
①はIH(電磁調理器)対応
②は最高位
③は金属へらも使える、質の高い「チタン・エクセレンス」コーティング
かなり高品質レベルのセットということができると思います。
◆セット内容◆
26cm、22cmのフライパン、そして珍しいサイズの22cmマルチパン 合計3つのフライパンに、特別カラーのハンドル、26cmのフライパンと一緒に使うバタフライガラス蓋
の合計5点のセットです。
なお、うちのキッチンのIH三口コンロでは、この5つを同時に使うのはちょっと難しい感じでした。
手持ちの16cmソースパンと。取っ手が取れるから、26㎝フライパンと22㎝フライパン、無理なく置けました。
22cmのフライパンと、22cmのマルチパンを並べてみたところ。
特長のある22cmマルチフライパン(深型フライパン)を使ってみました。
22cmマルチパン(深型フライパン)は、取っ手のとれるティファールの中でも、ちょっとめずらしいサイズ。(単品販売もなくて、入っているセットもほとんどありません)
レアですね。
このマルチパンを使って、「焼いて→煮込む」調理をしてみます。
レシピ:鶏モモ肉の野菜いろいろアンチョビ煮込み
わたしの適当レシピですが、鶏モモ肉の表面をかりっと焼いて、野菜とアンチョビのなんちゃってソースで柔らかく煮込んで食べる、というもの。
いままで浅いフライパンか、コーティングのないお鍋で作っていたのですが、この22cmマルチパン、この料理を作るのにすごくいいんではないか、と思った次第です。
材料:3人分 (適当です)
鶏モモ肉 1枚 トマト 玉ねぎか長ねぎ キノコ類なにか 色どりと香り用になにかのハーブ 水 アンチョビペースト
私自身の個人的なこだわりなので恐縮なのですが、コンソメキューブを使わないと決めているので、洋風なレシピの時どう出汁を出すか?でいつもいろいろ考えてます。今回はオリーブオイルで炒めてじっくり旨味を出した野菜とアンチョビペーストで出汁成分を出そうと思います。
ハンドルの着脱はどんなかんじ?
使ってない人からすると、取っ手のとれるティファールの最大の懸念点(と思われる) 本体から外れる取っ手って、実際どうなの?ほんとに大丈夫なの?という点。
これ、ほんとに全く不安な感じがありません!
取っ手の左右にあるボタンを人差し指と親指で押します。レバーが下がってクリップが開きます。クリップで本体をはさんで
下のレバーをがちゃ、押し込みます。これで装着できました。
こんな感じでかなりの安定感があります。
まるで取れないハンドルみたいにしっかりついてます。
外すときはサイドのボタンを両側から押すだけ。さっと外れます。
お知らせ(適温)マークの印象
そして、ティファールのもうひとつの特長、フライパン面のお知らせ適温マークですが、これも実際使ってみてわかることが。
真ん中のマークの模様がなくなるまで、って意外と時間的に長く感じました。(説明書によると中火で1分から1分半とのこと)
空だきはNGですが、予熱は意外としっかりするのが調理のコツなんだな、とあらためて感じた次第です。
右が余熱完了でまわりのマークが消えたところです。
作ります。
塩をして水気を拭いた鶏モモ肉に胡椒をしたものを、皮から焼いていきます。オリーブオイルを入れて・・・
予熱がちゃんとできているからなのか、ティファールの特長なのか、かりっとした皮の焼け具合状態になるまでいつものフライパンより早い!
この時点では表面だけ焼きます。(中は生状態)ここでしっかり焼いてしまうと、ぱさぱさの残念な硬い食感になるので・・・
いったんバットに出して休ませます。
鶏モモ肉を焼いた油を使って、野菜を炒めていきます。
トマトも投入 普通のトマトと甘味の強いミニトマト、冷蔵庫にあったので両方入れました。
水を少々入れます。
アンチョビペースト。たくさん入れるとアンチョビ味になってしまうので、少しだけ入れます。あくまで旨味用。アンチョビペーストは塩気もきついので、ソースの味もここである程度決まってきます。
煮込んで
先ほど焼いた鶏モモ肉を戻します。
さっきは表面だけかりっとやいたので、中身は生状態でした。
温かいソースの中でぐつぐつではなくゆっくり火を通して、中の柔らかさをキープします。
色味と香りづけにハーブを加えてみました。
ハンドルをはずすと、そのまま熱々をテーブルにもだせそう。
お肉は食べやすいサイズにカットして盛り付け。
まとめ
実際使ってみて、取っ手のとれるティファール、売れてる理由がよくわかりました!ちょうどよく使いやすい!軽くて、扱いやすくて、洗いやすい。
そして2~3人暮らしの人に、この5点セットはかなりお勧めです。
大体のことはこれでできてしまいます。
そして、特に今回使ったこの22㎝のマルチパンは、お鍋のようにも使えるので、普通の日本の家庭料理で使用頻度が高いとおもいます。
そして、このセットは、一つ前のモデルということもあり、現在セール価格で販売中なのです!お得です!
ちょっといい感じの「取っ手のとれるティファール」を使いたい方、初めての取っ手のとれるティファールにも強力におすすめいたします!