自動調理器のメリットは?
自分に合った自動調理鍋の選び方

ライター: library

商品紹介

慌ただしい日や、ゆっくり休みたい日の食事づくりは、いつも以上に負担が大きいもの。「市販のお惣菜で手早く済ませたいけど、毎日では栄養の偏りが心配…」「ほかの家事を済ませているあいだに料理ができていればいいのに…」などと、頭を悩ませている人も多いのでは。

そんなときに検討したいのが、調理中の時間を有意義に使え、かつ料理のレパートリーまで増やしてくれる「自動調理器」です。

ここでは、自動調理器のメリットや選ぶポイントについて解説します。

自動調理器とは?

自動調理器の定義はメーカーによってさまざまで、統一されたものはありません。とはいえ、材料を切って最低限の調味料を用意すれば、手間なしでおいしく仕上げてくれる、またはおいしく仕上げる手伝いをしてくれる点は共通しています。忙しいビジネスパーソンや、主婦・主夫の右腕的な存在といっても過言ではないでしょう。

自動調理器は、大きく下記のように分けられます。どのようなシーンで自動調理器を使うか、自動調理器に何を求めるかをよく考えて、自分のライフスタイルに合ったタイプを選んでください。

圧力鍋タイプ


蓋を閉じて鍋の内部の圧力を上げ、高温・高圧で食材をやわらかく煮込む圧力鍋は、自動調理器の代表格。時間のかかる煮込み料理があっという間に出来上がるのがメリットです。ただし、従来のコンロで使用する圧力鍋は、加圧状態をチェックして火加減を調整する必要があるため、調理中はつきっきりでいなくてはなりませんでした。 

その点、電気圧力鍋は、加圧も火加減の調整も人の手を必要としません。材料を入れてスタートすれば、完成までほかの家事をしたり、子供の相手をしたりして過ごすことができます。

ただし、コンロで使用する圧力鍋も電気圧力鍋も、加熱時間と減圧時間があります。鍋のタイプや作る料理にもよりますが、加圧時間にプラスして減圧時間が10~15分程度かかることを覚えておきましょう。

非圧力タイプ


圧力をかけずに調理する非圧力タイプの自動調理器には、袋詰めした食材を低温調理する「真空低温調理器」、電気で低温を維持しながらゆっくり火を通す「スロークッカー」などと呼ばれるタイプがあります。

鍋に取りつけるタイプと鍋一体型タイプがあり、ものによってはタイマーがついている程度で、機能はいたってシンプル。設定した温度を保ち、じっくり調理するというものです。

コトコトと煮込むので食材が煮崩れしにくく、しっかり味が染み込むのが特徴。火を使わないので吹きこぼれる心配もありません。注意点としては、加熱温度によっては食中毒の原因菌が増殖してしまうこと、長時間利用するとその分の電気代がかかることがあります。じっくり熱を通すため、一般的な調理方法より時間がかかる場合もあるでしょう。

アプリ連動タイプ


自動調理器は、アプリと連動するタイプと、そうでないタイプに分けることができます。対応タイプは、アプリから調理の予約や予約時間の変更、買い物リスト作成、レシピ検索などが可能です。アプリでレシピを選んで本体の自動調理器に送信すれば、あとは材料をそろえて入れるだけで料理が出来上がる便利なタイプも登場しています。

アプリ連動タイプには、アプリ内でメニューを選ぶと、下ごしらえの手順から完成まで丁寧にレクチャーしてくれるほか、熱源や調理器具と連動して調理温度を調整し、プロ並みに仕上げてくれる「Hestan Cue(へスタンキュー)」のようなタイプも。

自動調理器を使うメリット

調理器を使うと、生活にどのような変化があるのでしょうか。自動調理器を使うメリットを見ていきましょう。

・短時間で調理できる

自動調理器の多くは、従来の調理よりも短時間で食材をやわらかく煮込むのに長けているので、煮込み料理の時短が可能です。肉も魚も通常の鍋で煮込むよりずっと早く、しっかり味を染み込ませることができます。

・工程が省けて、調理時間が自由時間に


材料を入れてボタンを押した後、つきっきりでいなくてもいい自動調理器は、調理時間を自由時間にあてられるのがうれしいポイントでしょう。別の家事をしてもよし、休憩してもよし。忙しい一日に、少しの余裕をもたらしてくれます。

・食事の時間に合わせて料理が完成

自動調理器のタイマー機能を使いこなせば、設定した時間に料理が出来上がります。出かける前に下ごしらえだけ終えておき、帰りの時間に合わせて仕上がりを設定すれば、ドアを開けた瞬間に良い香りが漂ってくるはずです。

・調理が安全

自動調理器は、吹きこぼれや焦げつきなどの心配がない点もメリットです。正しくセットさえしていれば、キッチンから離れても大丈夫。基本の扱い方さえ覚えれば、子供が安全に使用することもできるでしょう。

・レパートリーが増える


料理のレパートリーを増やすのは、そう簡単ではありません。毎日新しい料理を作るわけにもいかず、得意料理を循環させてなんとか乗り切っている人も多いのではないでしょうか。その点、調理機能が充実している自動調理器なら、下ごしらえさえ行えば、料理が苦手な人でもさまざまな料理に挑戦できます。

最近では、鍋に食材を入れて待つだけではなく、レシピアプリと連動して調理温度や加熱時間を調整してくれるタイプの自動調理器も登場しました。アプリに従って「焼く」「煮る」「揚げる」などの調理を自分で行うことで、自動でプロのような料理ができあがるとともに、調理の方法や手順を覚えることも可能。自然にレパートリーが広がるでしょう。

自動調理器のデメリット

メリットがたくさんある自動調理器ですが、注意点もあります。デメリットも理解した上で選ぶことが重要です。

・アレンジの幅が狭い

自動調理器は、最初から最後までナビゲーションしてくれたり、ボタンひとつで完成まで仕上げてくれたりと便利な分、自分好みに味を調整するなど、ちょっとしたアレンジには不向きです。また、基本的には「じっくり煮込む」ことに特化した商品が多いため、どのような料理でもできるわけではありません。

・放っておけないタイプもある

自動調理器の中には、「自動調理」と銘打っていても、途中で中身を混ぜたり温度を調整したりなど、調理者のコントロールが必要な場合があります。自動調理器に任せられる範囲は、必ず確認してください。

自動調理器を選ぶ際のポイント

自動調理鍋といってもさまざまなタイプがあり、どれを選んだらよいか迷ってしまう人もいるかもしれません。ここからは、自動調理器を選ぶ際のポイントを整理していきましょう。

・容量やサイズ


自動調理器を使いこなすために、必ずチェックしたいのが容量やサイズです。容量が小さければ家族分の食事の量に足りなかったり、容量が大きすぎればサイズも大きくなって収納に困ったりすることもあります。

普段の調理に使うなら、家族の人数やライフスタイルに合わせて、大きすぎず小さすぎないものを選びましょう。容量の目安は、満水容量が家族の人数+1Lといわれています。一人暮らしなら2L、3人家族なら4Lが目安です。

・手入れのしやすさ


手入れに手間がかかる調理器具は、買っても結局使わず、しまい込んだままになりがち。自動調理器はある程度重さがあるので、手入れのためにはパーツが取り外せると便利です。購入の際には、パーツが取り外しできるか、水洗いできるか、外しやすさはどうかといった点をチェックしてください。

・機能の豊富さ

自動調理器は、メーカーや種類によって機能が異なります。家族の帰宅時間が違う家庭では保温機能があると便利ですし、帰宅してすぐに食事したい人などにはタイマー機能が必要です。無水調理や蒸し料理、炒め物ができるタイプなどもありますから、自分のニーズに合った機能の有無を確認することが大切です。

ただし、機能が豊富になるにつれて操作は複雑になり、価格が上がる傾向がある点には注意が必要でしょう。

・アプリの使い勝手

アプリと連動しているタイプの自動調理器は、調理器そのものだけでなくアプリの使い勝手も重要。レシピの量はどうか、検索しやすいかなど、アプリの操作性やアプリでできることも調べておくといいでしょう。

Y-YACHT STORE &(COOK)おすすめ自動調理器

Y-YACHT STORE &(COOK)がおすすめする自動調理器は、「Hestan Cue(へスタンキュー)」の「Induction Cook top(インダクションクックトップ)」「Smart pan(スマートパン)」「Smart Sauce pot(スマートソースポット)」です。 


アプリで選ぶレシピと調理器具、熱源がBluetoothで連動し、好きなメニューを選ぶだけで、自動で調理温度を調整して完成まで導いてくれます。料理初心者でも、シェフレベルの料理を失敗なしで作ることができる上、機械任せではなく手を動かすことで料理の腕も磨かれていくのがいいところ。

アプリには、世界各国の400以上の料理がオリジナルレシピとして登録されているので、レパートリーを増やしたい人にも最適です。

ライフスタイルに合った自動調理器を選んで、生活を便利に!

自動調理器にはさまざまな種類があり、用途やニーズにぴったり合うものを選べば、生活がぐっと便利になります。

じっくり比較検討して、毎日を豊かにする一台を見つけてくださいね。

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キッチンアイテムについて、みんなが知りたい情報を詳しく解説するのが目標。 調べて、使って、お役に立てる形で記事にします。

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