京セラ セラマグボトル 使ってみました
社内でもコーヒー・紅茶にこだわる人からの評価が高く、私自身も気になっていた商品「京セラ CERAMUG(セラマグ)ボトル」。
実際に使ってみての、使いごこちをお伝えします。
「CERAMUG(セラマグ)ボトル」とは
◆1 ドリンク本来の味をそのまま楽しめるマグボトル
内面がセラミック加工になっているマグボトル(水筒)です。
ステンレスのマグボトルと異なり金属臭がつかず飲みもの本来の風味をそのまま味わうことができます。温度はもちろん、おいしさもキープし、こだわりの一杯を飲むことができます。
※金属臭の感じ方には個人差があります。
ホットコーヒーを淹れて8時間後の金属成分
※溶出量を比較すると、陶器と同等であることが分かりました。
※Fe(鉄分)
※メーカーHP参照
株式会社鹿児島環境測定分析センターにて試験実施
ICP発光分光分析法 コーヒーpH値 5.1-5.2(23〜24℃)
180mlボトル 分析結果報告書 令和2年10月23日
◆2 サビにくいから安心・安全
セラミック加工は、酸やアルカリ塩分にも強いのでスポーツ飲料、味噌汁(具なし)や焼酎にも対応します!
※ドライアイスや炭酸飲料、牛乳・乳製品・果汁など腐敗しやすいものは入れないで下さい。
◆3 汚れが付きにくいから清潔
セラミック加工は、撥水性が良いので汚れがつきにくく、洗った後も水ぎれが良い。
◆4 おいしい温度が続く真空断熱構造
ステンレス製真空断熱構造(魔法瓶構造)で、内びんと外びんの間の空間を真空にし、熱の移動を遮断し放熱を防ぎます。また内びんの外側に金属箔を巻きつけることにより、熱を内側に反射させ、外に逃げることを防ぎます。
◆5 上質なパウダー塗装
外面はポリエステル樹脂塗膜加工で、肌触りの良いマットな上質感を実現しました。表面が細かい凹凸になっているので、指紋や汚れも付きにくいです。
本当に美味しさはキープできるのか⁉
紅茶で試してみました
セラマグボトルとステンレスマグボトルに同じ条件で抽出した紅茶を入れて、3時間置いたものを グラスに出して確認してみました。
左側がステンレスボトル、右側がセラマグボトルに入れておいた紅茶です。
ステンレスボトルに入っていた紅茶がくすんでしまっているのが、分かりますでしょうか?
今回使用した紅茶は「English Tea Shop(イングリッシュティーショップ)ジンジャーピーチティー」。
飲んでみると、セラマグボトルに入れていた方はピーチの甘い香りが鼻を抜けていくのに対し、ステンレスマグボトルの方はあまりピーチの香りを感じられず、味の奥行がなくなり、渋みやジンジャーを強く感じました。
気になったのでアイスティーでも試してみたところ、同じように違いを感じました。
コーヒーではどうなのか?
セラマグはしっかり香り、美味しく感じられたのに対し、ステンレスマグボトルは香りが弱まり、平坦な味わいに感じました。
数値に表せるわけではないので、個人的な意見になってしまいますが、
「セラマグに入れると、珈琲・紅茶それぞれの良さをそのまま感じられるのに対し、ステンレスマグに入れておくと、風味や味の奥行きなどの良さが弱まり、平坦な味わいになる」印象でした。
匂い残りは?
数回の使用ですので、今後変化が出てくる可能性はありますが、洗浄後の匂い残りは、あまり違いを感じませんでした。洗った後、どちらも同程度コーヒーや紅茶の香りが残り、時間とともに薄れていきます。
ステンレスは匂い残りより、金属臭が気になりました。
こちらも個人の感覚です。
長期間使い続けると、違いがでてくるかもしれないですね。
使ってみて
大きく違いを感じたのは、やはり飲んだ時の味・香り。
セラマグボトルに入れたコーヒー・紅茶の方が美味しかったです。
これまでステンレスマグやプラスチックのタンブラーを使用しており、特に不満があったわけではありませんが、違いを知ってしまうと、(こだわりの珈琲・紅茶はセラマグで楽しみたいな)と思ってしまいました。
また我が家に物が増えそうです(笑)
あくまで個人の感覚ですので、
気になる方は美味しいコーヒー・紅茶を入れて、違いを検証してみて下さい。