イタリアで生活するようになってから、日常的に鋳物鍋を愛用するようになりました。
イタリアでは、お肉やお魚料理はもちろん、ピザやお惣菜などを少し温める時にも常にオーブンを使うんです。
これまで日本では電子レンジをよく使っていましたが、直火やオーブンを使ったほうが格段に料理がおいしくなることに気が付きました。
特に、staub(ストウブ)の「ピコ・ココット ラウンド(22cm)」は、万能すぎて手放せないお気に入りアイテム!
機能性も高く、ストウブで作るだけでお料理の味が格段に変わります。
お手入れもしやすく・長く愛用できるので、料理初心者の方でも安心して使っていただけると思います。
お気に入りポイントを4つご紹介します!
【1】熱の入り方が柔らかい
野菜やお肉にゆっくり熱が入るので、お肉は柔らかくなり、野菜も煮崩れしにくいです。蓋が厚く、密閉されているので、素材のうまみも閉じ込めてくれます。野菜もしっかり甘みが残るので、蒸し料理や煮込み料理にぴったりです。
【2】保湿性が高い
水分が外に出ないので、素材そのものが持つ水分でしっかり保湿してくれます。また、ストウブは蓋の裏に突起が付いているのが特長で、蒸発した水分がお鍋の中で対流し、突起についた水分が雨のように滴れる仕組みになっています。だからこそ、食材がパサつかず、程よいしっとり感がキープされるんです。
【3】とにかく簡単!
ストウブで作る「だけ」でおいしくできあがるので、お料理がとにかく楽になりました。野菜を切ってパッと炒め煮するだけでも、おいしいお料理ができますよ!これまでさまざまなお鍋を使ってきましたが、ストウブを使うようになってからこんなに味が大きく変わるんだ!と気づかされました。
【4】どんな場所でも使いやすい
直火、IH、そしてオーブンでも使えるのでとにかく万能!おうちでもアウトドアでも使えます。また、見た目がおしゃれなのでお鍋のまま食卓に出すことも◎フォルムも可愛く食卓が華やかになりますし、何より洗い物が減るのがうれしいですよね。
そんな大好きなストウブで作るレシピを2つご紹介します♬
「豚とプルーンのローズマリー煮」
【材料(4人分)】
●豚肩ロースかたまり 500g ●玉ねぎ 1個 ●人参 1本 ●にんにく 1片
●塩 小さじ1 ●胡椒 少々 ●オリーブオイル 小さじ1
(A)白ワイン 200ml、ローズマリー 3~4本、水 400ml、プルーン 8~10個
【作り方】
❶豚肉は塩をしっかりすりこみ、ラップをして冷蔵庫で1晩寝かす。
❷玉ねぎは6等分のくし切り、人参は5cmほどの乱切りにする。
❸ストウブに潰したにんにく、オリーブオイルを入れて弱火にかけて、香りがたったら豚肉を入れて、中火で表面全体に焼き目をつける。
❹1度 豚肉を取り出し、玉ねぎ・人参を入れて炒めたら、お肉を戻し、(A)を加えて蓋をする。
❺ひと煮立ちしたらアクをとり、蓋をしてごく弱火で60~90分ほど煮込む。
❻最後に塩と胡椒で味をととのえたら完成。
続いて、もう1つのレシピもご紹介します!
「タコとじゃがいものピリ辛トマト煮」
【材料(4人分)】
●ゆでだこ 350g ●じゃがいも 中2個 ●玉ねぎ 1/2個 ●セロリ 1/2本
●ニンニク 1個 ●鷹の爪 1本 ●トマト缶 1缶 ●白ワイン 100ml
●ケイパー 大さじ2 ●オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
❶タコは塩で洗い、しっかりと水気をとり、大きめのぶつ切りにする。
❷玉ねぎ、セロリ、ニンニクはみじん切り、じゃがいもはいちょう切りにする。
❸ストウブにオリーブオイル、ニンニク、ちぎった鷹の爪を入れ、香りが立つまで弱火で炒める。
❹玉ねぎ・セロリを加え、玉ねぎが透き通るまでしっかり炒める。
❺ゆでだこ・じゃがいも・白ワイン・トマト缶・ケイパーを加えて中火でひと煮立ちさせ、アクをとったら蓋をして、弱火で50分ほど煮込んだら完成。
ストウブを使った料理に、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
みなさんの心と身体が少しでも温まりますように!