海を守る洗濯ネット
FREDDY LECK(フレディレック)
ランドリーネット「マイクロ」

ライター: Kusama

商品紹介

海を守る洗濯ネット
FREDDY LECK(フレディレック) ランドリーネット「マイクロ」


海洋汚染の原因として注目される「マイクロプラスチック」。

国際自然保護連合(IUCN)の2017年のレポートによると、全世界の1年間のマイクロプラスチック排出量は150万トン。そのうち35%、52.5万トンは化学繊維由来※であると推定されており、最大のマイクロプラスチック排出源です。

つまり、海中に存在するマイクロプラスチックの35%が、洗濯によるもの。 日常の洗濯が汚染原因の第1要因になってしまっているんです。

そこに着目し、マイクロプラスチック排出量を減らす洗い方「Less Micro Plastic」を提案する商品、それがFREDDY LECK(フレディレック) の発売したランドリーネット「マイクロ」です。

※化学繊維とは※

衣類などの繊維製品から脱落した化学繊維の糸くずのこと。オイルが原料のため、自然に還りません。

海へたどり着いた糸くずは、海中に沈殿したり、プランクトンや魚、海鳥、ウミガメ等が捕食。海だけでなく、海洋生物も汚染します。最終的には魚を食べることを通じて、人の体内にも取り込まれます。

FREDDY LECK(フレディ レック)「ランドリーネット マイクロ」

2022年7月15日、ランドリーブランドFREDDY LECK(フレディレック)から、服だけでなく海も守る洗濯ネット 「ランドリーネット マイクロ」が発売されました。

「ランドリーネット マイクロ」は0.025mmの密度の高いナイロン素材を使用することで、洗濯時に流れ出るマイクロプラスチックを85%削減します。

もちろん洗濯ネットの本来の目的である、衣類を保護し洗濯時の傷みも抑えます。0.025mmのナイロン繊維は衣服への摩擦・摩耗を減らし、衣服の傷みも抑えられます。「お気に入りの洋服を長く大切に着る」こと、これもサスティナブルな消費ですね。

ランドリーネット「マイクロ」
実際に商品を使ってみました

いつもの洗濯どおり、キレイに汚れが落ちます

見た目はウィンドブレイカーのような素材。実際に商品を見た第一印象は、(この素材、本当に水を通すのか!?)でした。

そこで、まずは試しに水につけてみました。
少し水が溜まりますが、ちゃんと流れていきます!

というわけで、使い方は簡単。
いつものお洗濯通りに使って下さい。

通常の洗濯ネットと比較した洗濯試験を実施し、洋服の汚れ落ちは、通常の洗濯ネットと同等だと、専門機関での試験で確認されています。

削減された85%のマイクロプラスチックはどこへいくのか!?


次に疑問に思ったことは、(削減された85%のマイクロプラスチックはどこへいくの?)です。

(水に流れ出るものが、ネットの中に残ったままという事は、干すときに外に広がってしまうのは?)と思ったのです。

これに関しては、想像とは違い。。。ランドリーネットの四隅に流れ出なかった繊維が溜まり、溜まると目に見えるようになり、それをゴミ箱へ捨てれば良いのだそう。

なるほど~。

洗濯ブランドならではの心遣い

左上部分にフックが付いていて、引っかけられます。

洗濯の後、引っ掛けて乾燥させられます。
洗濯機の横に引っ掛けておいて、そこに洗濯ものを入れていき、そのまま洗濯へ。なんて事もできてしまいます。(ずぼらな私には最高の機能!)

洗濯ブランドならではの、細かい洗濯への心遣いを感じます。

FREDDY LECK(フレディ レック)とは


ドイツ生まれの洗濯ブランド。

オーナーのフレディ レックが、自分を何かで表現したいということと、洗濯というキレイにする行為なのにコインランドリー自体がキレイでないという矛盾を解決したいとして、コインランドリーとカフェがひとつになったウォッシュサロンを立ち上げたところからスタートしました。


2022年から「Dear Friends」をサスティナビリティのテーマとして掲げ、ランドリーシーンを通じ友人達(生活者)の暮らしにある課題の解決を目指しています。

洗濯と衣服のケアはもちろんのこと、その先にある海や空気や植物などにとっても、やさしい暮らしについて、追求する中、マイクロプラスチック問題をランドリーブランドとしての大きな課題と捉え、マイクロプラスチックの排出を削減できる洗濯ネット ランドリーネット「マイクロ」の開発に着手。

Less Micro Plasticプロジェクト(伊藤忠ファッションシステム株式会社)の協力の下、ランドリーネット「マイクロ」の使用で、「洗濯時のマイクロプラスチック85%削減」に成功しました。

まずは1枚、
ランドリーネットを変えてみませんか?

私たちの暮らしに欠かせない、ポリエステル・アクリルなどの化学繊維。これらの衣類・寝具の多くは、洗濯する際の摩擦で小さな繊維くず(マイクロプラスチック)が排水へと流れてしまっています。一般的な家庭の1回の洗濯で出るマイクロプラスチックの数は、なんと推定70万個以上!

「マイクロプラスチック」と聞くと、発展途上国の海洋ゴミ問題など、遠くの出来事と思ってしまいがちですが、実は私たちの身近な問題だったんです。毎日の洗濯からでる洗剤や繊維くずが、海の汚染に大きく影響しています。

豊かで便利な時代に育った私たちが、今の生活を劇的に変えることは、とても難しいです。化学繊維の使用を止めるのではなく、少し考え方を変えて、化学繊維を使いながら、環境への影響を少しでも抑える洗濯の仕方を選んでみる。その1歩がランドリーネット「マイクロ」の使用、というわけです。

これなら、そこまでハードルは高くないですよね。

まずは1枚、自宅の洗濯ネットを変えてみるところから、はじめてみませんか。

1人1人の些細な選択が、未来の地球環境を守ることに繋がります。

Writer Profile

Kusama

Y-YACHTで10年営業職を経験。 出産・育休を経て職場復帰。2021年の春から&(COOK)のスタッフに加わりました。 夫と娘と柴犬(まめ)との 3人+1匹暮らし。 食事の栄養面を学ぶため、妊娠中に野菜ソムリエ取得。 家で過ごすのが好き。特に家族との食事の時間は大切にしています。 家族の「食」にまつわる時間に、役立つ情報をお伝えできればと思います。

関連記事

特集記事

最近の記事

  1. 【イベント告知】新宿高島屋にて「la base+(ラバーゼプラス)コーナー」がオープン

  2. リベイクとは?焼きたてが蘇るお薦めトースターを紹介

  3. 麻布台ヒルズで購入できる逸品15:「MI CAFETO(ミカフェート)」のコーヒー豆

  4. 麻布台ヒルズで購入できる逸品14:ARAS(エイラス)のディッシュ、カトラリー

  5. 麻布台ヒルズで購入できる逸品13:「イッケンドルフ/ICHENDORF」のガラス製品

人気記事

  1. 1

    せいろ初心者の、蒸し料理たち。-くつざわのコトコト暮らし-

  2. 2

    実は使いやすい!おすすめの1段お弁当箱6選

  3. 3

    せいろで蒸すとなぜ美味しい?和せいろの使い方とかんたんレシピをご紹介

  4. 4

    ル・クルーゼ ココットエブリィで美味しく炊飯炊飯鍋でも失敗しないご飯の炊き方

  5. 5

    Nesspresso(ネスプレッソ) VERTUO(ヴァーチュオ) ネクスト徹底解説

  6. 6

    料理好きなら1度は使ってみて欲しいビタクラフトの鍋・フライパン

  7. 7

    今さら聞けない!?GREENPAN(グリーンパン)のラインナップ

  8. 8

    高級サラダボウルにもなる!OXOのガラスとステンレスのサラダスピナー

  9. 9

    レコルト プレスサンドメーカーミニで作るおすすめホットサンド5選

  10. 10

    ヨーグルトメーカー活用法!自家製保存食作りが楽しくてたまらない!

TOP