電気圧力鍋 インスタントポットデュオミニで
誰でも美味しく簡単調理
電気圧力鍋とは
電気圧力鍋は、「電気を使って調理する鍋」。
火を使わないので焦げたり、燃えたりする心配なく、安全に料理できます。
また、圧力調理で料理時間が短縮できるため、鍋では時間がかかる料理も、短時間で調理可能。
食材をセットし、スイッチを入れるだけで料理が完成するという簡単さは、電気圧力鍋の魅力です!
インスタントポットデュオミニ
今回は「インスタントポットデュオミニ」をご紹介します。
2010年からカナダやアメリカで販売され、2016年には記録的ヒットとなったマルチ電気圧力鍋「instant Pot (インスタントポット)」。
日本では2019年9月から販売され、現在も人気の商品です。
ディスプレイには10種の自動調理プログラムがあり、
圧力、煮込む、炒める、蒸す、炊飯、スロークック、ヨーグルトメーカーの7つの調理法がこの1台で可能です。
食材を入れてボタンを押すだけ。
調理中はインスタントポットが圧力や温度を食材の量によって自動で管理し、仕上がりはまさにプロの味。自動調理だから、コンロの前についている必要がなく、空いた時間で家事など時間の有効活用ができます。
使ってみます
かぼちゃの煮物
【材料】
かぼちゃ 1/4個
Ⓐ水 150ml
Ⓐ醤油 大さじ2
Ⓐみりん 大さじ2
Ⓐ砂糖 大さじ2
Ⓐ酒 大さじ2
【作り方】
①かぼちゃは種とワタをスプーンで取り除き、やや大きめの食べやすい大きさに切る。
②鍋に皮を下にしてかぼちゃを並べ、Ⓐを加えて蓋をし、「圧力調理/高圧」で2分加熱する。
※操作方法※
(1)「圧力調理」ボタンを押す
(2)「圧力レベル」ボタンで、高圧力を選択。
(3)「+」ボタンで時間を「00:02」に。
写真は、間違えて2時間になってしまっています。
加熱途中で慌てて切りました 笑
設定が終わって数秒すると、自動的にパネルに「On」の文字が表示され加熱がスタートします。
※保温ボタンが付いている時は、加熱後自動的に保温が開始されます。
保温を開始するとパネルに保温時間が表示されます。
③加熱後5分蒸らしてからクイックリリースし、フロートバルブが下がったらフタを開ける。
面取りや飾り切りは行いませんでしたが、2分の加圧中、かぼちゃを動かさないので、煮崩れなくキレイに、しっかり火が通りました。
皮部分にはβカロテンが一番多く含まれるので、栄養分もしっかりとれます。
たった2分の加圧で、
圧力鍋ならではの、しっかり火の通ったホクホクの煮物に仕上がります。
黒豆
【材料】
黒豆 200g
水 800ml
砂糖 140g
醤油 小さじ2
塩 小さじ1/3
【作り方】
①黒豆を水で洗い、鍋を「炒めもの/高モード」に設定し、材料を全て入れ沸騰させる。ボウルに入れて一晩漬けておく。
※操作方法※
「炒めもの」ボタンを押す。同じボタンを数回押し、と「高」を選択。
沸騰後、「取り消し」ボタンを押して終了。
②①を鍋に戻し、「豆料理/高モード」で2分加熱する。
※操作方法※
「豆料理」ボタンを押す。同じボタンを数回押し「高」を選択。
ふっくら美味しく出来上がりました。
びっくりの簡単さで、黒豆に対する私の勝手な苦手意識が消えました!
電気圧力があれば、手軽に黒豆を炊くことができます。
ちなみに↑これは200g、約300円のスーパーで買った黒豆。
コスパも悪くない。
我が家のレバートリーに採用決定です。
牛すね肉のトマト煮
【材料】
牛すね肉 400g
塩・胡椒 少々
ホールトマト缶 1/2缶
玉ねぎ 1個
ニンニク 1片
油 適量
Ⓐ赤ワイン 200ml
Ⓐ水 150ml
Ⓐ固形スープの素 1個
Ⓐローリエ 1枚
Ⓑトマトケチャップ 小さじ2
Ⓑウスターソース 小さじ2
Ⓑ砂糖 小さじ1
①牛すじ肉は食べやすい大きさに切り、塩・胡椒をふる。
玉ねぎやや厚めの半月切りにする。
にんにくはみじん切りにする。
②鍋を「炒めもの/低モード」に設定し、「HOT」が表示されたら、油・にんにくを入れ、香りがたったら、玉ねぎを加え軽く炒め、牛すね肉を加え、「炒めもの/高モード」に設定し、両面に焼き色を付ける。
※操作方法※
「炒めもの」ボタンを押す。同じボタンを数回押し「高」を選択。
③②にホールトマト(つぶす)とⒶを加えたら蓋をし、「肉料理/中モード」で25分加熱する。
※操作方法※
「肉料理」ボタンを押す。同じボタンを数回押し「中」を選択。
④加熱後クイックリリースし、フロートバルブが下がったら、蓋を開け、「炒めもの/低モード」に設定し、「HOT」が表示されたら、Ⓑを加えて味を調えて煮詰める。
※操作方法※
「炒めもの」ボタンを押す。同じボタンを数回押し「低」を選択。
調理を終えたら、保温したい場合は「保温」のボタンを押し保温をONに。
保温しない場合は「取り消し」を押し終了。
時間をかけて煮込む「牛すね肉」、
放ったらかし調理で、レストランで食べるようなホロホロのお肉に仕上がりました。
これは家族が喜びそう。
じっくり煮込む系のお肉、角煮や叉焼、牛すじ煮込みなども、
放ったらかしでらくらく調理できますね!
使ってみて
思った以上に簡単に美味しく調理でき、驚きました!
電気圧力鍋が売れているのも納得。
電気圧力鍋の良いところは、
・簡単
・煮込み時間の時短→エコにもつながります。
・放っておける。
・火を使わないので安心。
・ご飯、肉、魚、汁物、デザートまで様々な料理が作れます。
付属のメニューだけでも55レシピ。
・炒め機能付きで、炒めるところからこの1台で完結。
・1品電気圧力鍋で作ると、その分コンロが空く。
その他、気が付いたこと。
レシピの加熱時間(加圧時間)が5分と書かれていても、
鍋に熱がまわり加熱の準備が整うまでの時間と、加熱後に圧を抜く時間は5分に含まれていませんので
調理の前後にプラスの時間がかかります。
もう1点、
スタートボタンが無く、「設定が終わると自動で調理開始」というのが、初めはとても不思議でした。
最初は(あれ?)と思うかもしれませんが、取扱説明書を読んでTRYしてみて下さい。そんなに難しくはありません。私は3品作る間に慣れました。
日々の忙しさで、じっくり煮込む系の料理は避けがちでしたが、
電気圧力鍋があれば、煮込み時間のかかる料理にも気軽に手が出せそうです。
料理に苦手意識がある人、忙しさを理由に最近煮込んでない人、
そんな方には是非一度、手に取ってみて欲しい商品です。
実はこの商品、持っているのにほとんど使っていなかった私。
これを機にこの冬は煮込みまくっていきたいと思います。
私の煮込む日々、どこかで報告しますね。お楽しみに。。。
その他、当店取扱いの電気圧力鍋はこちら。